【南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生】
初期の頃の素子さん作品を思い出す作品
「星へ行く船」シリーズとか
「ブラック・キャット」シリーズとか大好きだった
ああ、でも、今回レイディとかキャットみたいな
超絶最強素敵お姉さまキャラが登場しなかったのが
すこーしだけ残念!
【絶対猫から動かない】
「いつか猫になる日まで」の50代版なのだとか
冒頭、素子さんのあの文体で
主要キャラである50代の男女が描かれてるとこに
もの凄い違和感を感じてしまった
もちろん話に夢中になって
直ぐに気にならなくなったのだけれど
これ、素子さんの文体を読みなれてない人は
もの凄く読みずらいのでは?と
要らぬ心配が頭をよぎる
それでも相も変らぬ素子さんのハチャメチャワールドは
やっぱり面白い
【怪盗の後継者】
これはなぁ、面白かったんだけど
映像で見たいかな
【琴之木山荘の不思議事件簿】
「山岳×日常の謎」とあるけれど
三話以降は本格的なミステリーになっていて
なかなか読みごたえがあった
【理由あって冬に出る】
こちらも「学園×日常の謎」
登場人物の…特に探偵役の先輩の
キャラがあまり印象に残らなかった
シリーズが出ているようなので
それぞれの個性が際立ってきたら
面白くなるのかな
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
最近は移動や待ち時間の暇つぶしには
もっぱら電子書籍を読んでいる
その時の気分で数冊の本を
並行して読む癖があるので携帯ひとつで
それが出来るのはとっても楽でありがたい
それでもやっぱり紙の本は別格で
好きな作者さんの作品は
紙の本で揃えたくなる
なので素子さんの本以外は
電子書籍の読み放題本
漫画・雑誌も含め200万冊以上読み放題
とあるけれど、読みたい本はそれほど多くない
それでも普段読まないジャンルに
気軽にチャレンジ出来るのはいいよね
ちょっと前は”悪役令嬢もの”にハマってたw
紙の本だったら多分絶対読んでないと思う
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
新井素子さんとの出会いは中学生の頃
図書館に並んでたコバルト文庫で
『星へ行く船』を読んだのが切っ掛けで
それからはや数十年
高校生で作家デビューされた素子さんも
還暦を迎えられるというのだからびっくりだ
さて今年は何冊読めるかな?