ひまつぶし

ねっこの親ばか成長記録や御朱印巡りの記録など日々の備忘録

【読書】そして、バトンは渡された

books.bunshun.jp

読もう読もうと思っていてずっと積んどいた本

先に映画版を見てしまったので

ちょっとそのギャップに戸惑ってしまった

映画は映画で良かったけど 別物だったな

特に森宮さんの印象は

いい人から⇒とっても面倒な人になったw

 

母の顔も知らない自分は

外づらだけは良かったので

年上のご婦人方から

可愛がってもらう事が多かった

みなさん、母親だと思ってねと言って下さる

母親のように優しく愛情をもって接して下さる

でもやっぱり

本当の母親ではないし本当の娘ではない

言い方悪いけど所詮他人だ

 

本作の主人公 優子ちゃんには五人の父と母がいる

優子ちゃんはその全員を大好きだと言うけれど…

 

いい人ばかりの優しい世界は理想だけど現実は…

悪い人ばかりの酷い世界だってありえるよなぁ

 

なんてごちゃごちゃ 厄介な事を考えつつ読了

いろいろいろいろ考えさせられる小説だった

 

学校で友人たちとの揉め事の後の

優子ちゃんの台詞が妙に心に残ってる

 

「だいたいのことは、どう動こうと関係なく、

ただぼんやりと収束していくのだ。」

 

彼女はこうやってそれまでの人生を生きて来たのかな?

 

と、穿った見方しか出来ない人間の

個人的な感想ですw

 

それでもやっぱり最後はうるっとしましたとさw